21万および13万の糖タンパク質複合体は、mW.A。 マイトジェンあるいはアロ抗原で刺激されたヒトT細胞に存在し、他の造血細胞には存在しない21万と13万の糖タンパク質複合体が、モノクローナル抗体(Mab)により同定された。 この複合体の構成要素は、2番目のMabによって定義されたより大きなタンパク質ファミリー(21万、165万、13万mW)のサブセットである。 造血細胞株や細胞種のパネルでは、活性化T細胞(細胞株HUT-102を含む)のみが21万/13万複合体を発現し、これらの細胞は活性化T細胞の特徴的マーカーであるIL 2受容体も発現していることが確認された。 210,000/130,000 m.w.複合体(Mab TS2/7と反応性)は、OKT4およびOKT8サブセットの両方を含むすべての長期活性化T細胞上に存在する。 210,000 m.w.のサブユニットは活性化T細胞上にのみ発現している。 他のリンパ系細胞は、13万サブユニット単独(未活性化リンパ球、胸腺細胞、HUT-78)または13万サブユニットと16万5千サブユニット(MOLT-4、HSB、その他の白血病T細胞系)を発現している。 210,000/130,000mW, 165,000/130,000mW, 130,000mW の複合体は、いずれも Mab A- 1A5 と反応性を持つという点で抗原的に関連している。 非リンパ造血系細胞および細胞株では、210,000m.w.の鎖を発現するものはなく、付着細胞(単球)および骨髄系細胞株はそれぞれ130,000〜155,000 m.w. の単一タンパク質を発現する。顆粒球および赤血球は陰性で血小板は複数のバンド(165,000 および 140,000 m.w. )を示している。 組織切片の免疫ペルオキシダーゼ染色では、広範囲の組織と細胞型がリンパ球の13万mWタンパク質と交差反応する物質を有していた。 しかし、血管壁、結合組織、平滑筋、腎臓メサンギウム細胞、一部の非細胞性マトリックス組織など、これらの組織や細胞の一部だけが、活性化Tリンパ球上の21万mWタンパク質と交差反応する物質を有していた。

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