Context: 米国の小児の過体重の有病率は1976-1980年と1988-1994年の間に増加したが、現在の10年間の推定値は不明である。
目的 体重と身長を測定した最新の全国データを用いて,米国の小児における過体重の有病率を明らかにし,過体重の有病率の傾向を検討すること。
デザイン,設定,参加者。 米国人口の横断的、層別、多段階の確率標本であるNational Health and Nutrition Examination Survey(NHANES)の一部として、1999-2000年に体重と身長を測定した出生から19歳までの4722人の子供を対象とする調査。
主なアウトカム評価項目。 米国の小児における体重過多の有病率(性,年齢層,人種/民族別)。 2歳から19歳までの過体重は、年齢別成長チャートにおける性別の体格指数(BMI)の95パーセンタイル以上と定義した。
結論 米国の小児における過体重の有病率は増加し続けており、特にメキシコ系アメリカ人と非ヒスパニック系黒人の青少年の間で増加している。