一般名………………………………: オメプラゾール
ブランド名:Losec、Prilosec
分類:胃腸薬、プロトンポンプ阻害薬
妊娠区分:C
入手方法:10mg、20mg、40mgカプセル
作用
胃酸ポンプ阻害薬で分泌を抑制する化合物である。
治療効果
胃酸分泌を抑制し、胃腸障害を緩和し、潰瘍の治癒を促進する
用途
十二指腸潰瘍、胃潰瘍。 重度のびらん性食道炎を含む胃食道逆流症(4~8週間投与)。 Zollinger-Ellison症候群、多発性内分泌腺腫、全身性肥満細胞症などの病的な分泌過多状態の長期治療。 ヘリコバクター・ピロリに伴う十二指腸潰瘍の治療におけるクラリスロマイシンとの併用<5798><4200>禁忌<6802>胃食道逆流症、十二指腸潰瘍の長期使用、授乳<5798><4200>経路<9830>用法用量<5798><4200>胃食道逆流、逆流性食道炎、十二指腸潰瘍<6802>成人。 PO20mgを1回/日、4~8週間
胃潰瘍
成人:1回/日、4~8週間。 胃潰瘍<6802>成人:20mgを1日1回4~8週間連日投与<5798><4200>分泌過多<6802>成人:60mgを1日1回120mgまで連日投与<5798><4200>ピロリによる十二指腸潰瘍<6802>成人:40mgを1日1回14日間、その後20mg/日を14日間、クラリスロマイシン500mgとの併用投与<5798><4200>ピロリの偶発性腸管潰瘍<6802>成人:40mgを1日1回、15日間連日投与<5798><5200>ピロリによる十二指腸潰瘍<6802投与方法
経口剤
食前、できれば朝食前に投与する。
注意:オメプラゾールと一緒に制酸剤を投与してもよい。
副作用
中枢神経系:頭痛、めまい、疲労
消化器系:下痢、腹痛、悪心、軽度一過性肝機能検査値の上昇。
泌尿器:血尿、蛋白尿
皮膚:発疹
看護関連
評価&薬効
- 検体検査。 尿検査で血尿、蛋白尿をモニターする。 長期使用により定期的に肝機能検査を行う。
患者 & 家族教育
- 排尿に伴う痛みや不快感、血尿など排尿に関する変化があれば報告する。
- ひどい下痢があれば報告する。薬の中止が必要な場合がある。
- 服用中に授乳しないこと。