日本は2019年に1兆6400億円の商品貿易赤字を記録し、中国の需要が鈍化する中で2年連続で赤字となったことが木曜日の政府資料から示された。
財務省の速報によると、輸出は前年比5.6%減の76兆9300億円となり、輸入の5.0%減の78兆5700億円を上回った。
地域別に見ると、日本は輸出入の合計額で最大の貿易相手国の中国と3兆7600億円の赤字となった。
中国との貿易摩擦を背景に、自動車部品や半導体製造装置など日本製品への需要が低迷し、対中赤字幅は4年ぶりに拡大した。
日本の12月の貿易赤字は1525.2億円(速報値)で、対米が前年を上回る63兆円。 輸出は6.3%減の6兆5800億円で13カ月連続のマイナス、輸入は4.9%減の6兆7300億円で8カ月連続のマイナス。
この数字は通関ベースで集計されたものだ。
第4四半期の日本経済は、台風被害や消費税増税などの国内要因が成長を圧迫し、年率3.7%の縮小が予想されており、輸出の減少が続いていることは逆風となっている。
「ITセクターの調整が底を打ったことはプラス要因であり、回復を支えるはずだ」とバークレイズのエコノミスト前田一真氏は述べ、明確なリバウンドには時間がかかると指摘した。
今月署名された米中貿易協定も、緊張が再び高まる可能性はあるものの、2020年の出荷見通しを明るくするはずだ。
短期的には、安倍政権が先月発表した13兆2千億円の経済刺激策を受けて、日本の成長を支える輸出への負担が減ったこともある。
半導体製造装置の出荷台数は全体で25.8%増加し、4月から9月までの平均的な2桁の減少を大きく上回った。
誤った情報と多すぎる情報の両方が存在する現在、質の高いジャーナリズムはこれまで以上に重要です。
購読することで、正しい記事を書く手助けをすることができます。
SUBSCRIBE NOW
PHOTO GALLERY (CLICK TO ENLARGE)
KEYWORDS
中国、貿易、技術、財務省、日本経済、経済指標