目的。 筋筋膜性疼痛とFHPを有する被験者において、4週間終了時にRocabadoの6×6エクササイズプログラムが筋筋膜性顎骨疼痛の軽減と前額姿勢(FHP)の改善においてセルフケアのみと比較して追加効果があるかどうかを明らかにすること。

Methods: 二重盲検試験において、45名の被験者(女性43名、男性2名、平均年齢24歳)をセルフケアまたはセルフケア+6×6エクササイズに無作為に割り付けた。 主要評価項目は,NGRS(Numerical Graphic Rating Scale)による顎の痛みの強さであった。 副次的評価項目は,言語評価尺度(VRS)による顎の痛み,首の痛み(NGRSとVRS),および頭部姿勢の変化であった. 各群21名の被験者により,顎の痛みの強さに関するNGRSの2倍の差を検出する検出力が80%であった. 統計的な有意性を示すαは0.05とした。

結果 両群とも顎の痛みの強さにおいて、統計学的(P = 0.001)および臨床的(NGRSで> 2)な有意な改善を示した。 顎の痛みと首の痛みは両群で有意に改善した(P < .01)。 いずれの指標においても群間差は認められなかった。 頭部姿勢の有意な変化は両群とも検出されなかった。

結論 6×6エクササイズはセルフケアのみと比較して、顎と首の痛みの強さを軽減することに有意に有益ではなかった。 さらに、本研究の4週間の期間内では、頭部姿勢の改善にも有益ではなかった。

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