「2-4-6-8 Motorway」は1977年10月7日に発売され、すぐに注目を浴びた。 1977年10月22日付の全英シングル・チャートで5位まで上昇し、9週間チャートインを続けた。 これはロビンソンのシングル・チャート最高位で、後の(ソロの)シングル「ウォー・ベイビー」は6位を記録した。 ロバート・クリストガウはこの曲を「インスタント・ヒット」と評し、デヴィッド・クアンティックは「テラスの聖歌(あるいはデモ行進曲)とブルース・スプリングスティーンの間のような曲」と評している。

B面はボブ・ディランの「I Shall Be Released」のカバーで、ロビンソンは1979年のThe Secret Policeman’s Ballでスーパーグループ「The Secret Police」の一員として演奏するなど何度も披露している。 1983年にOld Goldから、1987年にEMIから12インチ盤を含めて再リリースされた。

この曲も1978年初頭のオーストラリアのシングル・チャートで13位を記録している。

「2-4-6-8 Motorway」は当時イギリスのアルバムに収録されておらず、ロビンソンは、バンドの最も有名な曲「2-4-6-8 Motorway」と「Glad to Be Gay」が、デビューアルバム『Power in the Darkness』の米国盤に収録されていた7インチEPから省かれていたことを、彼が「致命的ミス」であると言って今でも悔しがっている。

この曲はその後、『Rising Free』(1980)、『The Collection』(1987)、『Last Tango, Midnight at the Fringe』(1988)、『Winter of ’89』(1992)、『Home from Home』(1999)やTom Robinson Band The Anthology 1977-1979など多くのコンピレーション・アルバムに収録された。 また、『No Thanks! The ’70s Punk Rebellion』(2003)にも収録され、現在でもロビンソンのライブ・セットの一部となっている。

この曲は、『Ashes to Ashes』第1シリーズの最終回で、マチュー・ベイントン演じるトム・ロビンソンが参加するゲイ・プライドの行進にアレックス・ドレイクとレイ・カーリングが行くところ、また『Only Fools and Horses』のエピソード「The Jolly Boys’ Outing」でもフィーチャーされている。

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